アーク引越センター 引越し後について

引越しトラブル「律儀を超えた老婦人とのやり取り」

 

数年前、アークさんに頼んで引越しをして、今の所に長く住んでいます。

 

騒音問題などありがちなトラブルには巻き込まれていないのですが、我が家の向かい側に住む老婦人関係で色々ありました。

 

旦那様を数年前になくし、お一人で暮らしておりました。

 

この彼女、たいへんきちんとした方で、家の中も庭も家の前の小道まで毎日毎日ごみひとつ落ちておりませんでした。

 

我が家は当時子供こそおりませんでしたが、共働き。

 

アンチ・アウトドア派なので、一年中家の中にひきこもってインターネットやら映画鑑賞やらして楽しむ夫婦です。

 

ある日私が仕事から帰ってくると、向かい側のドアからにっこり微笑んだ老婦人が登場。

 

季節の挨拶が終わると、彼女言いにくそうに(でもはっきりと)

 

「お宅の植物なんですけど・・・」と言って我が家の庭を指差すではありませんか。

 

てっきり植物の話がしたいのだと思い、調子に乗って話をし始め、

 

「いやぁ?、私、実は植物だの花だの全然わからないんですよぅ?。」と笑いました。

 

老婦人はそのチャンスを逃さずこう言い放ちました。

 

「そうよね。全然知らないでしょ。だって、あなたが指差したそれは雑草だから。放置しておくと花が咲いて種が飛ぶのよ。家の庭にも飛んできちゃうのよね。週末は良い天気だからぜひ庭仕事なさったら?」

 

えええ、他人の庭の手入れを指図する人って存在するんだ、と思った事件でした。

 

少しレアな引越し問題

まずはどの植物が雑草なのかをインターネットで調べました。

 

週末に旦那も駆り出して早速草むしりをしました。

 

アンチ・アウトドア派の我々は、草むしりに必要な道具も持っておらず、とりあえず軍手だけをはめて片っ端から雑草をむしりました。

 

一部始終を見ていただろう彼女は、にこにこした顔で登場。

 

「あら?。お庭が随分と綺麗になったわね。やっぱり雑草くらい抜きましょうよね。私はね、実はとても面倒臭がりやなのよ。だから、一度に長時間草むしりをしないように、毎朝5分だけ庭のチェックをするのよ。」と笑って対応したほうが良いのか、笑わずに流したほうが良いのか微妙な空気が流れていました。

 

でも彼女の「言いつけ」を聞いて庭仕事をしたのはそれが最初で最後でした。

 

近所の人とはトラブルを起こさないようにと思いつつも、元来自分が好きでないことに時間を費やせない私(夫も同じ人種)。

 

その後も2度ほど「草、伸びてるわよ」のご指摘を彼女から受けましたが、「週末にしようと思っているんですよ」と口だけ対応しただけ。

 

ある夏の夜、偶然二回のベランダから下を見たら、我が家の庭に人影が見えました。

 

泥棒だと思ってこちらもすかさずフェンスに身を隠し、泥棒の顔を確認しようと目をこらしました。

 

泥棒だと思ったのは、かの老婦人。

 

我が家の庭の立派に育ったたんぽぽの頭を花バサミでちょん切っておりました。

 

それ以来、老婦人も庭も放置したままにしております。

 

事件性が増したら警察に連絡するつもりですが、できるだけ関わりたくないんですよね…。

 

適当にやりすごしたいです。